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子供が家事の即戦力になる育て方

一人目を産んだ時、先輩ママさんから教えてもらった「将来、家事の即戦力になる育て方」

 

その先輩ママさんは、まずはご自身の失敗を話して下さいました。

 

子供が未就学の頃「やりたい!」と、家事の手伝いをしたがる時期があるようです。

 

その時、面倒だと思わずに一緒にすると良いようです。

 

すると、いざ手伝って欲しい時に、嫌がらずに手伝ってくれるのだそうです。

 

先輩ママさんが「成功の秘訣は❝忍耐❞だよ」と教えて下さいました。

 

* * *

 

娘が保育園へ通い始めた年。

 

夕飯を作っていると、娘が「皮むきがやりたい」と言いました。

 

遂にその時が来たか!と思って、喜んで皮むきをさせる事にしました。

 

ピーラーでじゃがいもの皮を一緒に剥くことにしました。

 

初めは、指を切るんじゃないかとハラハラしながら見ていました。

 

1個だけで満足するかと思いきや、用意していたじゃがいもを全部剥きたいと言いだしたのです。

 

ぶっちゃけ、自分がやった方が百倍早くて安心なので、1個で終わらせたいところ。

 

ここで、数年前に聞いていた先輩ママさんの言葉を思い出したのです。

 

「将来即戦力になって欲しければ、忍耐だよ」

 

そして、頑張って続けさせたのでした。

 

これに気づいた息子が「僕もやりたい」と言ったのです。

 

もうこうなったら、一人も二人も同じなので、息子には剥き終わったじゃがいもを切らせる事にしました。

 

* * *

 

時が過ぎ、二人の子が中学生になった頃。

 

先輩ママさんの教え通り、即戦力になってくれたのでした。

 

娘は、お願いしたわけではないのに、高校生になると、自分のお弁当は自分で詰めて行くようになりました。

 

また、夕食後の後片付けを毎日してくれるようになったのでした。